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『美の巨人たち』〜石田徹也 飛べなくなった人〜、見ました。 [石田徹也]

え〜、オンエア終わりました。見ました。 
リサーチ、しっかりしてました。 
友人知人の証言もてっちゃんの人物像をあぶりだすのに有効だったと思います。 

'06年にNHK教育『新・日曜美術館』でオンエアされた時は「命を削って描き続けた、生きづらさをカナリヤのように叫び続けた無名画家」とゆーストーリーに持って行きましたけれど、今回のものはそういったお涙頂戴が含まれていなくてよかったです。 

そもそも彼は風刺とかメッセージとかを描いていたわけではありませんし。 
その辺を、今回の番組はうまく汲み取っていたと思います。 

そして、彼の死にはほとんど触れず、「四角いモノたち」とゆー切り取り方でもって、四角いモノたちに会話をさせ、彼が作品を創り出す内面の部分をさらりと紹介をしていました。 
この部分は賛否があると思いますが、彼の創作の内面を紹介するには時間も足らないし、今回の尺数ではこの程度でよかったのかも、と思いました。 

ここから興味を持った方々は、いろいろリサーチしてみてください。 
(と言っても資料が少ないんですが…)


そして、いつものようにこのへっぽこブログのアクセス数が急増しております。
検索でたどり着いた方々、石田作品にシンクロするだけでなく、石田徹也という人物をより深く知ってください。

今年の11月には、練馬区立美術館でまとまった展示がございます。怖がらずに勇気を持って、是非、原画に対面してみてください。そこからてっちゃんのパワーを感じ取ってください。

11月9日(日)〜12月28日(日)まで、練馬区立美術館
「石田徹也展」(仮称)
http://www.city.nerima.tokyo.jp/museum/tenji/schedule_2008.html 


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フランコ

「そもそも彼は風刺とかメッセージとかを描いていたわけではありませんし。 」
その通りだと思います。今日初めて公式ページで石田徹也の絵を見て面白いなーとか勝手に思ってたんですが、そこのページに人権やら教育やらふざけたことが書いてあって私は憤慨していたので少しスッキリしました(^^;
石田徹也という人物はあまり知りませんがそんな動機でいい物が作れるわけないですよね。
by フランコ (2008-05-19 22:57) 

StudioDeluxe

フランコさん、どおもです。
え〜っと、、、公式サイトはご家族の方が運営されておりますので、お言葉を優しく。。。(^^)

石田徹也はとにかく画家でした。それ以上でも以下でもなく。

創作ノートを見れば、常日頃湧きだすイメージや、生活のちょっとしたこと、見た映画、夢、等々を貪欲に吸収しようとしていたことがわかります。
そして、それらを作品の中に饒舌に表しております。
本人は無口な人でしたけれども。。。
by StudioDeluxe (2008-05-21 01:10) 

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